貸切バス旅行を上手にデザインするための5個のポイント

貸切バス旅行

貸切バスを予約するには、およそいくらかかり、どんなことを決めておけばいいのでしょうか?
大きさや出発地・目的地のほか、使用する車両や日程によって金額が変わります。

貸切で自由に組み合わせられるメリットを活かし、ぴったりの貸切バス旅行をデザインしましょう。

大きさ・仕様を選んでぴったりのバス旅行をデザインしよう!

旅行代理店を通さず安全・快適な貸切バスをご自分でリーズナブルに予約するには、どんなことを決めてどのくらいの予算を見込んでおけばいいのでしょうか?

自分で選んで予約することで、旅のどんな点を自由にデザインすることができるのでしょうか?
きっと満足できるぴったりの貸切バス旅行にするため、ポイントをご紹介します。

これを押さえれば大丈夫!5個のポイント

大きさを決めよう!

乗車人数は何人くらいの予定でしょうか?

人数によっておおよそのバスの大きさを決めます。 ゆったりした乗り心地や持ち込む荷物のことを考え、人数ちょうどより一回り大きめのバスを選ぶのがお勧めです。

設備を選ぼう!

同じくらいの座席数のバスでも、目的によってさまざまな車両が用意されています。

■ 荷物入れ(トランクルーム)

スキーやスノーボード旅行、剣道部合宿など、大きな荷物がある場合は、座席の下に大きな荷物スペースがあるバスが欠かせません。

結婚式の親族移動やグループ旅行など、帰りに引き出物やお土産で荷物が増える場合もあります。

小型マイクロバスの場合、荷物スペースがなかったり狭かったりする車両が多いので、座席数にゆとりを持つようにして対応します。

■ トイレ

夜間・長距離の移動の場合やお年寄りなど、トイレが不安でバス旅行をためらう人もいます。そんな時、トイレ付きの車両なら安心です。

しかしながら貸切バスでトイレ付きのものはほとんどありません。運よく見つかったとしても、通常タイプよりもバス料金が高額なので注意。

見つからなかった場合は、こまめにトイレ休憩を頼むようにしましょう。

■ 座席仕様

VIPやお年寄りに喜んでもらえる広くてクッションの良い座席を備えた高級仕様の車両や、テーブル席があるもの、中央を向いて囲むように座席が配置されたもの(サロンバス)などがあります。

台数に限りがあるので早めの手配がお勧めです。

■ 冷蔵庫

あらかじめお弁当を積み込んでいく場合や、旅先でお土産に魚介類・乳製品を買うのを楽しみにしている場合など、冷蔵庫がある車両なら暖かい季節も心配いりません。

プロのドライバーに運転を任せて道中に冷えたビールを満喫できるのも、冷蔵庫付き貸切バスの魅力です。

■ カラオケやビデオ上映設備

電車のようにほかの乗客を気にすることなく盛り上がれるのが、貸切バス。

長い移動時間が見込まれるなら、カラオケやビデオ設備のある車両で移動時間をエンターテインメントの時間にしてはいかがでしょうか?

研修旅行の場合、車内で事前情報の展開やオリエンテーションをすることもできます。

■ リフトなど

車いすで乗り降りできるリフト付きの車両があります。高齢の親族を結婚式に招くときや高齢者施設・障がい者施設の旅行にお薦めです。

※台数が少ないので、希望日に借りられない可能性もございます

車いすリフトバス

走行距離・所要時間を計算しよう!

貸切バスの基本料金は、【走行距離×単価+所要時間×単価※】で計算します。よって、距離・時間と使用するバスの大きさ・仕様が分かれば、各バス会社に見積りを取ることができます。

ただし、距離制の会社は出発地からではなく営業所の車庫から、時間制の会社は出発時間からではなく営業所の出庫前点検から料金が発生します。

所要時間は道路状況によっても変わりますので、次に紹介する追加でかかる費用と合わせて、多めに考えておいてください。

※バス料金は、2023年6月27日に国土交通省から発表された「新公示運賃」に基づき、各バス会社が運輸局に届け出ている単価(9月下旬以降適用)で計算します。
バス会社ごとに単価が異なるため、正確な料金は見積りを取らないとわかりません。

基本料金以外の費用を洗い出そう!

基本料金のほかに、次のような費用がかかることを念頭に予算を立てましょう。
〈割り増し料金〉

  • 交代の運転手が必要な場合(1人で運転していいのは昼500キロ、夜100キロ、9~10時間まで)
  • 深夜に走行する場合(22時~翌5時)
  • 繁忙期 (追加料金が加算されることが多い)
  • 高速道路料金(使用するバスの大きさによって金額が変わります)
  • 駐車場代
  • 運転手の食事代(宿泊が必要な場合は宿泊費も)
  • ガイド代(ガイドを依頼した場合)

日程を決めて早く予約しよう!

会社によって、早期予約割引を設けているところもあります。また、台数の少ない特殊車両は早くに空きがなくなってしまいがちなので早めの計画をお勧めします。

出発日が差し迫ってからだと、台数の多い車両でも運転手の確保が難しく高額見積もりになりがちなので余裕を持って計画してください。

またバス料金の単価はバス会社ごとに違うので、複数のバス会社から見積りを取り寄せて比較するのがポイント。最安値で手配したい場合は、見積り合わせを忘れずに。

自分たちにぴったりのバス旅をデザインしよう!

組み合わせ自在のメリットを活かし、自分たちならではの貸切バス旅行がリーズナブルに実現できるといいですね。

全国200社以上のバス会社が参加。
ご希望に合うバス会社をご紹介します。

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