
東京都内には、社会科見学に適した施設や工場などがいっぱいあります。
日本のモノづくりの現場が見られたり、職場体験ができたり。
社員旅行でも工場見学は大人気。貸切バスを運転手付きでチャーターして、オリジナルのバスツアーを子ども会や町内会で楽しむのもいいですね。
東京都内にある選りすぐりのスポットを紹介します。子どもたちだけでなく、たまには大人も行ってみたくなりますよ。
「コカ・コーライーストジャパン多摩工場」では、製造工程や実際に製造しているところが見学できます。また、コカコーラ社の製品を飲みながらDVD鑑賞も。
会社の歴史や多摩工場がどんなところかなどが学べます。記念品として、缶バッジがもらえますよ。所要時間は60分、2~80人まで見学可能。無料。
※41名以上での利用や、貸切希望の団体は電話で問合せが必要です。
調布市にあるキューピーのオフィス融合施設「仙川キューポート」の一階部分にある体感型施設(マヨテラス)でキューピーマヨネーズについて学べます。
マヨネーズを使ったオリジナルの試食プログラムの実施や、小学生を対象にしたマヨネーズ手作り体験、料理教室のイベントなどがあります。
所要時間は約90分。1~25人まで見学可能(25人以上は要相談)。完全予約制。無料。
渋谷にある「NHKスタジオパーク」では、さまざまなイベントや公開番組が見学できます。
また、アニメファクトリー、ネイチャーカメラマンのコーナーなどの体験も楽しいですよ。所要時間は約90分。無料。事前問い合わせ必須。
★愛宕山に世界最初の放送専門のミュージアム「NHK放送博物館」があります。来館の場合はあらかじめ電話もしくはFAXで申込が必要です。
「朝日新聞・東京本社」では、夕刊の製作時間帯に合わせて印刷工場、報道・編成局や発送室などが見られるツアーを行っています。クリアファイルのプレゼントも。
見学の詳細は、読者ホール(受付)→YTR視聴→編集部門→印刷工場→発送室→読者ホール(解散)。所要時間は約105分。対象は、小学校4年生以上。無料。
ヤマトグループで最大級の物流ターミナル「羽田クロノゲート工場」を探検しながら、最新鋭の物流の仕組みが学べます。
最初に会社の歴史や宅急便の仕組みについて学んだ後は、実際に荷物が流れている様子を空中回廊から見学したり、展示ホールなど5か所のアトラクションを巡ります。見学終了後にはお土産ももらえますよ。
所要時間は90分。見学可能人数・一回あたり30人まで。無料。
「ANA機体メンテナンスセンター」では、ボーイング777やボーイング767など大型・中型の飛行機を実際に整備している現場が見学できます。
見学内容は、飛行機と整備についての説明→整備関連ビデオ上演→整備作業中の飛行機の見学です。所要時間は90分。
一日5回見学実施。見学人数は1~60人です。無料。
ちなみにJALでも工場見学「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」を行っています。コックピットの実物大模型やスタッフの仕事、JALの史料展示など見どころがたくさん。こちらもぜひ!

霞が関にある「警視庁」では、警視庁本部の見学を一般に公開しています。「ふれあいひろば警視庁教室」「警察参考室」「通信指令センター」の三か所が見学可能になります。
事前の電話申込みが必要。見学日は月~金曜日。所要時間は75分。見学人数は40名までで一日4回実施。無料。
東京スカイツリーの近くにある「本所防災館」では、模擬災害を体験しながら、もしもの時の防災行動力を身に付ける術が学べます。
見学内容は、防災シアター→都市水害体験→暴風雨体験→応急手当体験→消化体験→煙体験→地震体験です。なお体験によっては年齢制限があります。所要時間は基本コース1時間50分、ショートコースは1時間5分。見学人数は1グループ18人まで。無料。
郊外になりますが青梅市にある小澤酒造は1702年(元禄15年)創業の現存する東京最古の造り酒屋です。元禄蔵、明治蔵、平成蔵と時代ごとの3つの蔵があり、設備を見ながら米がどのような工程を経て日本酒になるのかを教えてもらえるのが魅力の1つ。
所要時間は約30分。見学人数は1組10名程度(11名以上は電話予約)。見学料は700円。
いかがでしたか。東京都内の社会科見学スポット9選をまとめました。参考にしてくださいね。