
社員旅行や研修、合宿など、ある程度まとまった人数で空港・駅まで送迎してもらう場合、公共交通機関やタクシーよりも貸切マイクロバスを利用したら便利ですし、楽ですよね。
思いスーツケースやキャリーケースをゴロゴロさせながら、乗換えたり、混雑する車内で他の人に気を遣うのはなかなかしんどいものがあります。
貸切バス会社に空港や駅まで送迎を頼もうかな?と思っている幹事さん、運転手付きマイクロバスの料金見積りならお任せください!
全国どこからでも無料でご利用いただけますよ♪タクシーを複数台頼む場合やリムジンバスを利用する場合など、料金を比較をしてみてはいかがでしょうか。
マイクロバスは貸切バスので一番小さくてリーズナブルに利用できるバス。
もう少しコンパクトで少しお安い10~13名乗りのコミューター(ミニバス)もありますが、所有しているバス会社が少ないので、手配が難しく、荷物が多いときは不向き(座席をつぶして乗せるため)です。
リムジンバスなどでよく見かける大型バスには座席の下に荷物室(トランクルーム)があるので、スーツケースやキャリーケースを収納できるので便利。中型バスにもトランクルームがあります。
しかし、マイクロバスにはありません。一部の車種に後部座席に荷物室が付いているタイプもありますが、所有しているかどうかはバス会社次第。

原則、座席をつぶしてスーツケースやキャリーケースを置くことになるので、定員数いっぱいまで乗車できません。荷物量にもよりますが、人数分のスーツケース等がある場合は、14~16名までが乗車可能人数(定員数)になります。
座席と座席の間に荷物を置いたらいいのでは?と思われるかもしれませんがこれは安全上の観点からNGです。

キャリーケースが転がって危険ですし、万が一の場合に逃げられなくなる可能性がありますので絶対に止めてくださいね。
北海道へスキー・スノボー旅行をする。沖縄でゴルフを楽しむなどなど、駅や空港までの送迎でスーツケース以外の荷物もある場合、こちらも座席をつぶして乗せることになります。
荷物量が多く、人数が20名いるような場合は、マイクロバスではなく、中型バス(27名定員)がおススメ。窮屈な車内で移動するより、ゆったり乗れるので快適ですよ。
貸切バスの運賃・料金が2025年9月に値上がりし、マイクロバスと中型バスとの料金差が縮まりました。ぜひ両方の見積りを取り寄せて比較してみてはいかがでしょうか。
それでは実際にマイクロバスを貸切、送迎で利用した料金イメージをつかんでいただくため、今までお客さまのご利用があった具体的な旅程と料金を見てみましょう。
<スケジュール>
09:00 宇都宮駅出発
10:40 羽田空港着
~バスは宇都宮まで戻る(回送)
貸切バスの料金は「走行時間」「走行距離」(「安全対策にかかった時間」)で計算するという決まりがあります。また、片道のみの利用でもバスは車庫に戻る(回送)ため、その分の料金も加算されます。
同じ行程で中型バスを借りた場合は86,185円~。マイクロバスとの差額は11,165円ですので1人当たりの負担額は744円程度となります。
<スケジュール>
09:00 銀座のホテル発
10:30 成田空港第1ターミナル着
~バスは都内に戻る(回送)
マイクロバスの正座席数は21名ですが、スーツケースが30個あるので荷物が載せられません。中型バスでの手配になります。
ちなみに、マイクロバスで同じ行程を利用した場合は49,280円~です。
車種:中型バス(希望は小型マイクロバスでした)
乗車人数:20人
荷物:人数分スーツケース
<スケジュール>
21:30 関西国際空港発
22:30 北新地駅近くの会社着
~バスは車庫に戻る(回送)
こちらもマイクロバスの定員以内ですが、スーツケースが人数分あるので中型バスでの手配になります。また、深夜・早朝運行の時間帯にかかるため、割増料金が適用されて少し高めです。
マイクロバスで同じ行程を利用した場合は48,543円~です。
車種:小型マイクロバス
乗車人数:14人
荷物:人数分スーツケース
<スケジュール>
07:00 JR和歌山駅発
08:30 大阪伊丹空港着
~バスは和歌山に戻る(回送)
中型バスで同じ行程を利用した場合は65,065円~です。
車種:小型マイクロバス
乗車人数:15人
荷物:人数分スーツケース
<スケジュール>
07:30 博多駅発
08:00 福岡空港着
~バスは車庫に戻る(回送)
駅から空港まで15分ですが、貸切バスの最低利用時間は3時間から(安全確認の2時間をプラスして5時間が最低利用時間)となっており、10㎞以下は切り上げになります。
中型バスで同じ行程を利用した場合は33,550円~です。
※2023年より国土交通省が貸切バスの運賃・料金の下限額(最低金額)を公示。2025年9月26日(金)から7~8%ほど値上がりしています。
※実際の料金は各バス会社ごとの届け出額により異なりますので、必ず見積りを取り寄せて確認しましょう。
※料金目安は利用時間+安全確認のための時間2時間、片道でも同じ場所まで戻った場合(回送分)を想定して計算しています。バス会社の車庫までの回送代は含まれていませんのでご注意ください。

空港・駅への送迎の場合、スーツケースやキャリーケースなどが人数分あるということがほとんどなのではないかと思います。この場合、貸切バスの「定員数」で選んではいけません。
荷物の量がバスの種類を選ぶポイントとなります。

小型マイクロバスは20~21名乗り(補助席込で26名まで)のバス。しかし、荷物室がないため、スーツケースが人数分あるときは座席をつぶして乗せなければなりません。
14人~16人ぐらいが適切な利用人数となりますのでご注意ください。

中型バスの定員数は27名(補助席なし)。車体の下に貫通式トランクルーム2本を備えていますが、1本あたり入るスーツケースは10個までで合計20個です。
つまり、人数分のスーツケースがある場合は20名まで。開いている席をつぶして荷物を積むことを想定して25人までが限界というところでしょうか。

大型バスの正座席数は43~45名(補助席込で53~55名が主流)。車体下に貫通式トランクルームを2~3本備えています。
海外用の大きめスーツケースで32~36個ぐらい。43名が全員スーツケースを持っていたら確実に乗れません。
43名以上でスーツケースがあるようなら、大型バス1台と小型マイクロバス1台をチャーターするのがベストといえそうです。

空港・駅への送迎で貸切バスを利用する際に注意しなければいけないポイントは3つ!
会社や自宅、指定の場所から空港や駅へ(逆も同じ)、「利用するのは30分程度だから安いでしょう?」
貸切バスの利用は最低3時間からと決められています。なので、10分でも30分でも3時間利用したとみなされて料金を計算します。
また、運行前・運行後の安全管理のための点呼(点検)が1時間ずつプラスされるので、利用時間は5時間からと覚えておきましょう。
「片道だけ貸切マイクロバスで送迎してほしい。使うのは3時間だけなんだけど…。」
この場合、皆さんを空港・駅に送った後、バスは車庫に戻ります。この”回送”分もお客様負担に。
片道だけとはいえ、ほぼ往復分がかかってしまうので注意が必要です。
小型マイクロバスは一番小さい貸切バスなので、料金もリーズナブル。定員数は20~21名だから小型マイクロバスにしたい。
その気持ちはよくわかりますが、荷物室がないので人数分、スーツケースやキャリーケースがあったら乗り切れないんです。
バスの後部に荷物室を備えた小型マイクロバスがあるにはあるのですが、この場合、乗車できる座席数が減るので結局は20名乗れません。
17名以上で全員分のスーツケースやキャリーケースがあるときは、1つ上の中型バスをチャーターしてくださいね。

スーツケースやキャリーケースが人数分ある、ということが多い空港・駅までの送迎。貸切バスをチャーターする場合、人数と荷物の量が肝になります。
自分たちが手配すべきバスの大きさ(種類)や、貸切バスの料金が知りたい方は、まずはメールで相見積りを取り寄せてみましょう。
小型マイクロバスで乗れるか、中型バスになるか…。ちょっと微妙という場合は両方で見積りを取り寄せることも可能です。
どうぞお気軽に!
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